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ウソの国ー詩と宗教(戸田聡)

キリスト教、ポエム、宗教詩、数学・図形、など

Top Page › Archive - 2014年10月
2014-10-31 (Fri)

「ヨハネ17章」

前の「聖句引用の危険」に続いて私の苦手な聖書解釈の話です・・    ヨハネ17章  わたしは、あなたが世から選んでわたしに賜わった人々に、み名をあらわしました。彼らはあなたのものでありましたが、わたしに下さいました。そして、彼らはあなたの言葉を守りました。 ( ヨハネ 17:6 ) 主イエス(キリスト)が父なる神に祈る場面で、「わたし」はイエス、「あなた」は神です。ここを引用して主イエスの言葉を守るこ...

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2014-10-29 (Wed)

「聖句引用の危険」

今回は実際に引用された聖句についての話です。   聖句引用の危険  「自分の確信を捨ててはいけません。 この確信には大きな報いがあります。ヘブル書10:35」 引用聖句の「確信」は、信仰を守ろうとする神の運びへの信頼の確信です。 私が問題にしてきた確信は人が勝手に神を既知の相手として確信してしまうことで上の聖句の確信とは大きく異なります。 そして何より迫害の時代に書かれたことを忘れてはなりません。 迫害...

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2014-10-28 (Tue)

「悪い癖」

   悪い癖  飾りのない本音生の感情人間としての意思 本来これらは人が信仰に至る過程で活きていたはずだとても豊かな感受性で人は信仰を賜ったはずだ しかし信じたのち「信仰」を体よく保持するためなぜか信仰者は信条に合わない揺らぎを迷いや邪念と見なして人間としての知情意を排除しようとする・・人の知情意は神の御心ではないと・・? 信仰に不可欠だったはずの人間性を生かすのではなく隠し封じる癖を身に着ける・...

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2014-10-28 (Tue)

「台詞」

   台詞  どんなに大事なことでも仲間うちで調子を合わせるように笑顔と頷きを向け合い期待通りの言葉を並べるのだろう まるで社交界の儀礼ではないか それを教会の扉を開くたびに条件づけられてゆくのだろう 背く人は背教者、神の敵、あげくの果ては地獄行きか・・ 「地獄」も条件付けられた言葉だ キリストが人の罪を背負って十字架に付けられることで人の刑罰が終わって赦されて生まれ変わったという決まり文句で許さ...

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2014-10-27 (Mon)

「信条」

   信条  結論以外何も語ってはいないのに柔らかく聞かせる語り口は静かに思考を眠らせる 明らかに欠落があるのだが教え諭すような優しさに異を唱える口は均されてゆく 長年にわたって自らも染まりながら培われたプロの説法の知恵であろう 積極的に考えない限り内容の薄い常套句が無抵抗に染みてゆくように出来ている 思慮の浅瀬で弛んだ感性の隙間から深く奥へ 溶解することもなく分解されることもなく骨格に似せた石灰...

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2014-10-27 (Mon)

「最大の罪」

   最大の罪  人と人が思いを一つにすることも心を通わせることさえも難しいのに 神と一つになると言い推測の判断とも解釈の提言とも説明せずそうするべきこととして人に語る 神は絶対の存在として人は不全の罪人として信じたのではなかったのか どうして不全の人が不全の能力で絶対の神と一つになったと知り得るだろう 神と一つにならなければならないという思い込みを育てるだけではないか そういう思い込みを勧めるよ...

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2014-10-26 (Sun)

「口から」

   口から  「口から出たものが人をけがす」と聖句は言っているが口から出さないわけにはいかないつまり発言しないわけにはいかない だからといって毎度毎度平板な文言を並べることで見た目だけ聖句のような讃美の言い方で口の習慣を染め付けてゆけば人をけがすことはないと言うのだろうか悪口を言うことはなくなるのだろうか 選択の余地をなくして体裁だけ整えて一方向に進める言語世界では 悪意が偽善に変わるだけだ 悪...

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2014-10-26 (Sun)

「窓」

    窓  窓から通りを眺める。別の人の一面を見る。見るだけだ。景色が大きく変わることはない。うっかり目が合うと・・怪しまれる・・ 窓から中が見える。別の人の一面を見る。ちらっと見るだけだ。様子が大きく変わることはない。うっかり怪しまれると・・覗き・・ PCの窓を開く。別の人の一面を見る。うっかり目が合うことはない。触ることで景色が変わる。うっかり長時間が過ぎて・・依存・・ 車の窓からあちこち確...

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2014-10-25 (Sat)

「部屋」

   部屋  ここに自分がいるなんて信じられないくらい静かで動かない部屋 見えない自分から見えている変わりようもなく置かれている家具と壁 人口密度のない部屋に痛みを告げる無数の海洋生物の浮遊 作り話の記憶を追いかけている幾重もの薄いスクリーン 巻き戻しがうまくいかないのか時制をなくした人は人々になって合わない焦点のさまよいに音もなく予測不能に破れるというより分かれる頁と頁 かつて寄せた想いの数々が...

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2014-10-24 (Fri)

「安らぎ」

   安らぎ  聖書の言葉だからといっていつも分かるものではない いつも分からなければならないと思うと結局いつも分かっているつもりになるだけだ 少なくとも二つのことがあると言える無理難題でとても守れないまた今のところ理解できない これを分かれとおっしゃるならこれを守れとおっしゃるなら私は無理ですから今すぐ私を滅ぼしてくださいという祈りも可なのである 神の前では人は最初から恥ずかしい生き物なのだ 信...

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