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ウソの国ー詩と宗教(戸田聡)

キリスト教、ポエム、宗教詩、数学・図形、など

Top Page › Archive - 2014年07月
2014-07-28 (Mon)

「夕陽に奪われて(再録)+」

・・思い出して・・記事も画像も再録です・・  (私のPCの今の壁紙にしている画像)    夕陽に奪われて  エンジンを切るとき  一日は静けさに奪われる  置いたヘルメットの上にも  弧を与えて光の切れ味を引いている  同じ景色は一つとしてないけれど  正しい形容は一つとしてないけれど  激しく傷ついて天地を巻き込み  夕焼けと呼ばれてこんなにも涼しい  子供の頃からいつも無条件で  老いることを知らない ...

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2014-07-26 (Sat)

「違い」

(同日一部修正)    違い・貴国  貴国にとって我が国は 極東の砦であり 砦は堅固なるをもって 同盟が成立しておりました  最初から役割は 国力に応じて違っていたのであります  貴国の権益のために 戦っては恨まれる捨て駒を 今さら期待しないでください     違い・交戦  交戦について定める解釈は 理想を語る憲法とは違うのですから 自由と幸福追求の権利などという いかようにも拡大できる条文で 理...

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2014-07-24 (Thu)

「固着」

   固着  信仰者は何故「神の義」に固まろうとするのだろう いったい何処を目指して固まることが出来るというのだろう  信仰は問いに生きるしかないのに何故 答えを求めるプロセスではなく 答えを得たという結果に立とうとするのだろう  風に崩れる積み木の人でありながら何故 高く高く城のように 答えを積み重ねることが出来るというのだろう  不惑と不動に持続する安定を求める限り そこには心をふるわせるもの...

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2014-07-21 (Mon)

「そうでもないんですが」

まあ少し笑っていただければ幸いというほどの気持ちで・・  そうでもないんですが  詩人のサイトにコメントを入れるとき 詩人からコメントをいただくとき 勇気が必要で何だか ・・張り詰める・・  詩人は言葉に厳しい思索者で敏感~過敏で (・・そうでもないんですが・・) 感じたことを自分で被害妄想と診断してコメントでは隠す (・・多くは失敗します・・) コメント者はそうならないように最善の努力をする (...

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2014-07-21 (Mon)

「投稿」

   投稿  四十代の頃 詩の投稿サイトの話 (悪意がなければ載せてくれるサイトでした) はっきり覚えていないが 投稿者は小学生か中学生だったか 目立った比喩も形象化も見当たらないが いたたまれない気持ちを吐露しているようだった それは・・ありだ・・私も時々・・ そして最終行あたりになって 「できることをしてゆこう」・・???  いたたまれないのに ありきたりの言葉で 何故まとめようとする・・  ...

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2014-07-16 (Wed)

「推敲」

   推敲  私は自分を描いているけれど 描かれている自分は自分で 私を描いているつもりでいるのさ ゆえに対象は同時に主体で 結果は同時に原因で 作用点は同時に力点で だから必要不可欠なのに 支点はいつも見逃される  (2014年07月16日) 私は鏡の中の私を真似しているのか・・・・鏡を覗かなければ起こらないこと・・ (2014年07月18日、一部修正) メモ的に参考までに・・修正プロセス? 最...

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2014-07-15 (Tue)

「詩人」「いろは歌」

有名無名を問わず(私は勿論無名)詩を書く人を詩人とすると・・    詩人  詩人は詩を残して滅びる宿命なのに 詩は詩人を捨てることが出来ない  詩の作者は詩人なのだが 作者としての詩人は書いたとき既に滅びている 詩は暫くは生きているが 詩人は例外なく消え失せる  詩は時に美しいが 詩人は悪の限りを尽くす 詩人などという人種も職人も学者も 人格としては存在しない 詩については是非見てほしいと願って止まな...

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2014-07-14 (Mon)

「1997夏その後・・雛(4)」

後に思ったことなど2題・・雛(4)    空白の時間  空白の時間は一羽の雀の干からびた屍骸が散らかって足の踏み場もないこの部屋のどこかに転がっている確率を示す、と同時に雛から小雀になるまで人に飼われ鳴けなくなった雀が野生に帰って生き延びられる確率をも示している。 去年の夏、玄関先のコンクリートの上で日干しに成りかかっていた雛を拾い小雀になって飛べるまでのあいだ飼っていたことがある。チーチー鳴くか...

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2014-07-13 (Sun)

「1997夏・・雛(3)」

1997夏・・雛・・続き・・(3)    放たれた雛  雛は鳴かなくなった 体も大きくならない 三種類の餌もこう散らかっては どれだけ食べたかわからない 外の雀と比べると 一回りも二回りも小さく 羽毛は配色も乱れ一部ささくれ立って どう見てもみすぼらしい それが心配で飛べるようになってからも 家に閉じ込めておいたのだが 私が行くと逃げ回るばかり そんなに逃げたいのなら と窓を開けた すると雛はもう一つの窓の カ...

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2014-07-12 (Sat)

「1997夏・・雛(2)」

1997夏・・雛・・続き・・(2)    暑い  顔に皮が張り付いて 少しずつずれていく にじむ足取りで 目線が濁り始める 耐えることは愚かで 拭うことは卑怯で 罪悪の糸がゆるく伸びて どこへ向けようもない殺意が 狭い遊び場を探す 指に噛みつき糞を浴びせる雛鳥を 壁に叩き付けようかと捕まえて 手の中のあまりに小さい温もりに 手は泥人形の手 泥人形は泥になる 泥の命は誰に任されている 全ては未定のまま歩きだす 小鳥...

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